CO2を出さない水車の動力で作られた杉の葉のお線香
香料や色素、防カビ剤を一切含まないスギと椨(タブ)粉100%。杉の森と川の流れという奥八女の資源を活用して作られたお線香は「地球1個分の暮らし」にふさわしい1品です。
馬場水車場で作られたお線香は一切の香料や色素、防カビ剤を含まないスギ、タブ粉100%の安心素材。火をつけると、細い煙とともに漂う、乾いた杉の燃える懐かしい香り。煙を吸ってものどが痛くなりにくい、とご好評をいただいています。
生産者である馬場さんご夫婦のあたたかなお人柄と実直な仕事ぶりまでも感じられるような、なんだかほっとするお線香の香りを、ぜひ皆さんにも楽しんでいただければと思います。
3束セットでお届けします。
100年前からずっと持続可能なものづくり
さわやかな杉の香りに満ち、水車の回転につれて杵のリズミカルな音が響く心地よい空間。
100年前に建てられた博物館のような建物で「馬場水車場のお線香」は生まれます。 福岡県八女地方は、線香原料となる杉粉の産地。しかし杉粉の輸入が始まると、40軒を超えていた杉葉製粉業者は4軒に。
水車を使う工場も今では馬場水車場だけになりました。
すがすがしい香りを放つ最高の杉粉をつくるため、水車を使い続けてきた馬場猛さんと千恵子さん夫妻は、10年前に線香づくりに挑みます。線香の原料もエネルギーも再生可能な地域の資源だけ。
原料は主原料の杉葉とつなぎの椨(たぶ)葉。2種類の葉を枝などのバイオマスを燃やして乾燥させた後、水車の動力で製粉します。
地域の自然の中に資源を見いだし、たくみに融合させた馬場さん夫妻の
お線香づくりには、私たちがめざす持続可能なものづくりの未来が見えます。(文・佐藤由美)
商品詳細
■内容量/30g×3束
■原料/スギ葉、タブ葉